献血座談会

投稿者: 伊都福岡ライオンズクラブ事務局

献血事業に関する座談会開催 伊都福岡ライオンズクラブ 大舘照光

当クラブ恒例の献血事業が9月14日に開催され、当日参加者799名、献血が出来た方687名(400ml献血)のご協力を戴きました。

当日は、数日前より雨模様との心配される天気予報でしたが予報に反し、大変良い天気に恵まれ、盛大に開催する事が出来ました。今回が27回目の献血事業となり、数字的にはここ数年減少傾向にあります。原因は幾つか考えられると思われますが、どんな事業にもありがちな事業自体のマンネリ化が一番の原因でなかろうかと考えます。そこで考えたのが各立場の皆様に献血当日ご参加をいただき「献血事業のあり方」を題材にし、座談会を開催致しました。当クラブ、強いてはライオンズクラブ全体の事業活性化につながるのではないかと考えたからです。

今期吉田ガバナーは従来のガバナー公式訪問をリジョン単位に考えられ、回数を減らされました。代わりになるべく多くのクラブ訪問をしたいとの方針を打ち出されております。このようなガバナーの意向を踏まえ、当クラブ最大のアクティビティであります今回の献血事業においてガバナーに直接現場を見ていただき各方面からの生の声を聞いていただきたかったからです。

当日はガバナーをはじめキャビネットより5名、学校関係者2名、血液センター4名、当クラブ4名の出席のもと開催致しました。また、当日は青年アカデミーの徳永委員長他4名も出席させてほしいとの意向でオブザーバーとして出席いただいております。

座談会のなかにおいて当クラブとしては、会場を借用させていただいております福岡舞鶴高等学校への感謝の気持ちと、今回27回目までの経過報告を行い、ガバナーより実際にこの事業を見られ規模の大きさに大変驚かれ、今後の三献事業の推進に役立てたいとのことでした。学校よりの話は理事長のお話の中で、場所の提供などをしていただけるように、ライオンズクラブとして学校等に働きかけるべきではないかとのご意見もいただいております。

出席者全員の意見として少子高齢化により近い将来血液不足は益々深刻になってくる中で、血液事業におけるライオンズクラブの割合が非常に高く、ライオンズクラブの献血事業抜きには考えられないようになっています。我々ライオンズクラブの責任は大変重く、この事業を我々の義務として考えていかなければならないでしょうか。

我々の置かれている立場を今一度見直し、ライオンズクラブ全体で再考する時期ではないでしょうか。このような話し合いを三献委員会におかれましては積極的に開催して戴き、献血事業のライオンズクラブに対する期待に、より一層答えていく努力をするべきではないでしょうか。
また、9月23日には福岡国際会議場にて、日本血液事業学会総会が開催され「献血募集にかかわるライオンズクラブの取り組みについて」との演題にて、飯塚ライオンズクラブのL藤本と私、二人で講演をさせていただきました。このような事からいたしましてもライオンズクラブに対しての期待の大きさを痛感いたしております。

また、わざわざこの講演を聴きにおいで戴いた吉田ガバナー、三献委員長L坂口には頭の下がる思いでいっぱいです。感謝申し上げます。

今回の座談会の開催のきっかけを作って戴きました吉田ガバナー、出席を戴きました皆様に対しまして心より感謝申し上げます。